交通事故にも鍼治療?!知っておくべき3つのこと
2017-07-24
交通事故に遭い、「目立った怪我はなかったけど首がちょっと痛いな…」という症状が続いている方はいらっしゃるのではないでしょうか。もしかすると、実はその症状「むちうち」かもしれません。むちうち症の大部分は「首のねん挫」ですが、ひどい場合は神経や脊髄を傷つけている場合もあります。
そんなとき、あなたはどの病院に通いますか?整形外科や整骨院・接骨院が初めに思いつくかもしれませんが、実は「鍼灸治療」が非常に効果的です。
今日は、その理由を三つに分けてご紹介したいと思います。
■自賠責保険で受診できる!
「鍼灸治療は交通事故の保険がきかないのでは?」と心配していらっしゃる方や、そのような情報を知人や保険会社から聞いた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、交通事故に遭った後、どの医療機関にかかるのは事故に遭われた本人の自由ですよね。
また、「はり師・きゅう師」は厚生省から認可された国家試験であり、国家資格を有した人間が行っている鍼灸治療であれば自賠責保険で治療を受けることはもちろん可能です。
■相談しやすい!
交通事故に遭った場合、ケアの仕方で後遺症の程度に大きな違いが見られます。
また、自分で症状を改善しようとしてしまうと余計に悪化させてしまうこともありますよね。目には見えない症状が多い上に、神経や脊髄を損傷している可能性もあるので自覚症状をしっかりと医師に伝えるようにしましょう。
鍼灸治療の治療院では、先生が患者さん一人ひとりの体調や症状に合わせた治療を行っているため、丁寧な治療や問診を受けることができます。安心して自分の症状を伝えることができるはずです。
■筋肉を直接刺激できる!
むちうち症は、自律神経の異常をともなった首の捻挫です。自律神経のバランスが崩れているため、筋肉の血液循環や緊張に異常が出て、痛みも治りにくくなっています。
そんなむちうち症に、最も効果的なのが鍼灸治療なのです。鍼は、自律神経を調整することに適しており、深部のコアな筋肉を刺激することで、背骨全体の動きを整えます。また、筋肉に直接働きかけるため、脳からの無意識な筋肉の緊張にも対応できます。
いかがでしたでしょうか。
交通事故の症状が原因で日々のデスクワークや車の運転がつらかったり、首や腰の痛みを感じる方は、ぜひこの記事を参考に一度鍼灸治療を検討してみてくださいね。後遺症を残さないためにも、はやめの行動が大切です。自賠責保険に関する知識もしっかりと身につけて、事故前の健康な身体に戻していきましょう!