自律神経のバランスが原因の起立性調節障害につて 伊勢崎市の鍼灸院 きよ治療院が解説

自律神経のバランスが原因の起立性調節障害につて 伊勢崎市の鍼灸院 きよ治療院が解説

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朝起きられない 学校も休みがち もしかしたらそれは起立性調節障害かも

朝起きられない。 目が覚めても、顔色が悪く、ぼーっとしている。 起きようとするとふらふらする。 日中はだるく、ゴロゴロしている。 こんな状態が続いた結果、遅刻、欠席が増えていく。 もしかしたらその原因は起立性調節障害なのかもしれません。

起立性調節障害とは

体の調節は自律神経によって調節されています。 例えば、 「食べたものを消化する」 「走ると心臓が早くなる」 「汗をかいて体温を調節する」 などといったものはすべて自律神経によって調節されています。 この自律神経の機能がうまく働かなくなる病気が、起立性調節障害なのです。 人は朝になると「交感神経」が活発になり、活動できるようになります。 また、夜になると「副交感神経」が活発になり、寝る準備をします。 例えば、朝目覚めて起き上がると、重力で血液が脳から足の方へと移動します。 この時に、交感神経の働きにより血管を収縮させて血圧をあげようとします。 それと同時に副交感神経の活動が低下し、心拍数があがり脳への血流が保たれます。 しかし、起立性調節障害になると、この自律神経が正しく働かなくなり、朝になっても交感神経が働き出さなくなったり、起き上がろうとしても脳への血流が保てなくなったりします。 朝になっても交感神経がうまく働かないわけですから、なかなか起きられなくなります。 また、全身に十分血液を運べないので、立ちくらみや全身の倦怠感、頭痛や吐き気など様々な症状が起こってきます。 交感神経が働き出すのが遅いので、その結果として夜中でも交感神経が働き続け、夜なかなか眠れなくなります。 「朝起きられない」 「1日中ゴロゴロしている」 「夜になると元気になる」 「夜更かしをする」 など、 一見「怠惰」な生活をしているように見えてしまします。 しかし、これは起立性調節障害という病気なのです。

起立性調節障害はどのように診断されるの?

起立性調節障害が疑われる場合、鉄欠乏性貧血や甲状腺機能異常など、よく似た症状の病気の検査が行われます。 その結果に問題がないと、起立血圧試験を行います。 起立血圧試験とは 1 ベッドなどに横になり、10分後に3回血圧を測ります。 2 起立した直後に再度血圧を測ります。 3 起立したまま1分ごとに計測を行います。 計測では、最高血圧(収縮期血圧)、最低血圧(拡張期血圧)、心拍数、起立時のふらつき、動悸、倦怠感の有無などをみます。

起立性調節障害の治療法は?

起立性調節障害の治療は、学生であれば学校と連携して、薬物療法、非薬物療法、心理療法を組み合わせて行われます。 家庭でできるセルフケアは? 1 立ち上がるときにはゆっくりと  寝た状態や座った状態から、いきなり立ち上がると、脳への血流が急激に低下して気分が悪くなるので、十分に時間(30〜60秒)をかけて立ち上がりましょう。 2 水分を多めにとる  血液循環を正常に保つために、水分は十分にとりましょう。脱水症になると血液の循環が悪くなり、低血圧を起こす易くなります。具体的には1日に1.5〜2.0リットルとるようにしましょう。   3 塩分を多めにとる  塩分には、水分を体内に留める作用があり、血圧低下を予防してくれます。1日に10グラムを目安にとりましょう。   4 規則正しい生活を送る  自律神経が乱れて、朝起きられない、夜寝付けないという状態で、生活のリズムを整えることは容易ではありません。しかし、夜11時になったら布団に入る。朝7時になったらカーテンを開け朝日を浴びる。など、規則正しい生活を心がけてください。   5 よい食生活を心がける  食事によってあなたの体はできています。食べ物は健康を左右する一番重要なものです。なるべくバランスのとれた食事を心がけてください。   最後に 起立性調節障害はなかなか他人には理解されにくい病気です。 本人も周囲も不安になる病気です。 ともすると「怠けている」「気合いが足りない」などと、心ない言葉を受けかねません。 本人も周りも共に穏やかに治療に専念できるよう正しく理解しましょう。 鍼灸治療は、身体と心と自律神経に優しい治療法です。 伊勢崎市の鍼灸マッサージ きよ治療院   診療時間:午前  9:00〜12:00      午後 15:00〜20:00(最終19:00) 診療日 :月・火・水(午前のみ)・金・土・日  休診日 木 住所  :群馬県伊勢崎市連取町3283−6 TEL  :0270−75−3443

院長:根岸 清人

院長:根岸清人

大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う。
大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。

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