身体の痛みの基礎知識

身体の痛みの基礎知識

2015-10-23

人がどのようにして身体に「痛み」を感じるのか、知ることはとても大切です。
痛みの感じ方を知ることが出来れば痛みに翻弄されず、痛みを支配する側に立てます。
そしてそれは、痛みが改善・解消されるという大きな一歩となるのです。

痛みは電気信号

人の身体に傷が出来た場合、損傷を受けた箇所から流れる発痛物質が、身体の様々な情報を受け取る場所で電気信号化されます。この電気信号が脳に伝えられることで、人は「痛み」として認識します。つまり痛みの正体は電気信号なのです。仮に電気信号が脳に伝えられないと、大きな怪我をしたとしても痛みとして感じることはありません。

痛みには「早い」「遅い」がある

痛みには「早い」「遅い」がある

痛みには大別して、「早い痛み」と「遅い痛み」があります。例えば、転んだ瞬間に痛いと感じるのが早い痛みです。一方、鋭い痛みはないが後からジンジン・ズキズキと痛み、その痛みが持続するのが遅い痛みになります。

早い痛みは刺激を受けなければ落ち着くため、基本的には問題ありません。
しかし、後から来る・持続する遅い痛みはいわゆる慢性痛のため、対処を考える必要があるのです。

痛みを増幅させるマイナス感情

痛みを増幅させるマイナス感情

人の感情は交感神経を興奮させることがあります。例えば、悩み・不安・恐怖・怒りなどのマイナスな感情によって交感神経が刺激されると、痛みを発したり増幅させたりします。それとは反対に、プラスの感情は痛みの改善・解消に大きく貢献します。
したがって、身体の痛みの改善・解消を考えた場合、「どうせ良くならないだろう」と思うのではなく、「必ず良くしよう」と思うことが大切なのです。

施術を受ける時、受け身的なスタンスよりも自分で積極的に関わることが、痛みの改善・解消へと繋がります。痛みの改善・解消をお考えの方は、「痛みのメカニズム」を知識として身につけることをおすすめします。

きよ治療院は伊勢崎市にて、鍼灸施術のご予約を承っています。
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院長:根岸 清人

院長:根岸清人

大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う。
大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。

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