1週間前にぎっくり腰になり、腰が痛く歩くのも大変だった症例|群馬県伊勢崎市 鍼灸整体 きよ治療院

1週間前にぎっくり腰になり、腰が痛く歩くのも大変だった症例|群馬県伊勢崎市 鍼灸整体 きよ治療院

2018-05-29

<症例報告>

60代男性 
1週間前に腰が何か重いような感じがしたが、物置の整理をして重いものを移動して腰をひねった時に軽い痛みが走った。
それ程強い痛みではなかったので、整理をしていたがだんだん痛みが増していった。
痛みが強くなって動くのが大変になってしまったが、半年前にもぎっくり腰になり、その時はそのままにしておいたら治ったので、様子を見ることにした。
今回は1週間たっても全く痛みが治まらず、仕事にも行けないので悩んでいたところ親戚より当院をすすめられて来院した。

<症状>

腰の痛みによりほとんど動けない。 急性腰痛 ぎっくり腰

<所見、治療>

当院来院時、痛みのため杖を2本使っての来院。
横になると楽で、座っていても立っていても腰が痛い。
痛む場所を確認するとピンポイントで左のある部分(仙腸関節痛特異ポイント)を指す。
その部分を押すと圧痛あり。
ニュートンテスト(±)
下肢症状はない。
痛みが激しいためその他の検査は省略し、仙腸関節痛の可能性が高いと判断し施術を行う。
施術後、痛みは軽減したが右の仙腸関節痛特異ポイントにも痛みが出現。
2診目
腰の痛みは軽くなったが、まだ2本の杖なしでは歩けない状態で、立ち上がりの時に仙腸関節の動揺を抑えると痛みが軽減するので、仙腸関節痛の施術を行う。
今回ははり治療だけでなく徒手でのアプローチも加える。施術後、杖なしでも歩行が可能になる。
3診目
施術までの待ち時間に治療院の周りを歩くまでに回復。2診目と同様の施術を行う。
日常生活がおくれるようになったとのことなので、治療はここで一旦終了。

<治療家の意見>

腰部に疲労が蓄積していたところに、作業を行った事による急性の仙腸関節痛。
歩行時に杖をつくことで仙腸関節にかかる上体の重さが軽減するので痛みがやわらいだと思われる。
仙腸関節痛の場合、少々時間のかかることがあるが、今回は施術が著効したケース。


院長:根岸 清人

院長:根岸清人

大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う。
大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。

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