女性の冷えと肩こり対策 3つのポイント|伊勢崎市 整体 鍼灸「きよ治療院」
2017-03-11
女性に「冷え性」「肩こり」が多い理由とは
女性に多い冷え性。手先や足先が冷える「末端の冷え性」や「低体温」の人が、
なぜ女性に多いと思いますか?
それは女性は男性にくらべ筋肉の量が
少ないことに関係しているのです。
筋肉が少ないということは、筋肉での
発熱量が少ないということですし、また、筋ポンプ作用も低いということです。
筋ポンプ作用とは筋肉が動くことでポンプのように血液を心臓に戻す作用の事です。
この筋ポンプ作用が少ないために血液が血管に戻りにくくなり、血液が滞りやすくなります。
血液が滞り身体の隅々まで届きにくくなるわけですから、血行が悪くなり末端の冷え性が引き起こされるというわけです。
また、血液が渋滞している訳ですから、老廃物の運搬も悪くなり肩こり・むくみなどの原因になってきます。
寒くなると冷えて筋肉自体が硬くなる事に加え、身体に余計な力が入り筋肉がさらに硬くなり、肩こりやむくみがさらに悪化するという悪循環が起こってきます。
冬になると寒さで冷えや肩こり・むくみを訴える方が多くなりますが、実はこのような理由だったのです。
身体を温めることで、血行を改善させると冷えだけでなく肩こり・むくみも改善されてきます。
冷え・肩こり・むくみの改善の3つのポイント
1身体を動かして、筋肉を使う。
適度に運動することで、筋ポンプが働き
血液の循環がよくなります。
筋肉を動かすことが目的ですから、激しいトレーニングを行う必要は無く、ラジオ体操をしたり、日頃の生活の中で掃除の時にてきぱき動いたりと簡単にできることから始めてみるといいでしょう。
手足の先が冷える人は、意識的に足首を動かしてふくらはぎの筋肉を使ったり、積極的に指を動かす事を習慣にするだけでも違ってきます。
2身体を冷やすものを摂らない。
冷たい飲み物や身体を冷やす食べ物を避け、身体を温める作用のあるショウガやニンニクなどの根菜類を摂るようにします。
飲み物も温かい飲み物を選びましょう。
また、タンパク質をしっかりと摂るとよいでしょう。
ダイエットなどで極端な食事制限をすると冷えの原因になるので気を付けてください。
3暖かい支度をする。
特に女性に多いのですが、脚が冷えると言いながらスカートや素足の人がいます。
おしゃれをしたいのは分かりますが、冷え対策を考えたおしゃれをして欲しいものです。
冷えをカバーするには手足はもちろん、首やお腹なども冷やさないようにして、身体の熱を逃がさないようにすることが大切です。
特に首を暖かくすると手足の血行もよくなりますので、外出時などはマフラーなどをして
首を冷やさないようにして下さい。