伊勢崎市 脳卒中 生活習慣病の恐怖
2016-01-22
脳卒中は、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つに分けられます。
脳梗塞の原因は、脳の血管が動脈硬化により詰まってしまうことや、心臓病により心臓で血栓ができ、それが何らかのはずみで剥がれて血流に乗って脳へ到達し血管が詰まる場合があります。
また、原因としては、加齢やストレス、体質などもありますが、喫煙、飲酒、運動不足などの生活習慣も関係しています。
そもそも動脈硬化とは、高血圧、高脂血症、糖尿病や肥満などにより起こります。つまり、生活習慣病が原因なのです。
脳出血の原因で一番多いのは、高血圧です。
血管に強い圧力が常に加わっていると、血管の内壁がもろくなったり、壊死してしまいます。
そして、血管が固くもろくなってしまう動脈硬化も脳出血の原因となります。
動脈硬化が高血圧により発症することもあれば、悪化することもあります。
動脈硬化を引き起こすのは生活習慣病です。脳出血の原因もやはり生活習慣病なのです。
くも膜下出血の原因は、ほとんどが、脳動脈瘤の破裂により起こります。
動脈瘤とは、血流や血圧の力によって、動脈が分岐している部分に長い期間圧力が加わることにより、動脈の一部がこぶのようになっている状態です。
脳動脈瘤が破裂する原因としては、高血圧のほか、生まれつき動脈の壁が薄いという体質や遺伝的要素、また、老化などもあげられます。
くも膜下出血を発症する確率を高めるものとしては、飲酒や喫煙があげられます。また、肥満や糖尿病、高脂血症はあまり関わっていないそうです。
生活習慣を改めて、脳卒中を予防しましょう。