伊勢崎市　不妊の原因　造精障害の原因

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前回は男性の不妊の原因である精巣における造精機能障害について
お話ししましたが、今回は造精障害の原因についてみてみましょう。

男性側の原因

造精障害

停留睾丸

男性の睾丸(精巣)は、お腹の中にあったものが、生まれてくるまでに
下(陰嚢)におりてきたものです。
これが、何らかの理由により腹腔内に留まり陰嚢までおりてこない場合を
停留睾丸といいます。

精索静脈瘤

精索静脈に静脈瘤が出来た状態で、一般男性の15％に認められるといわれています。男性不妊患者さんの40％以上にみられます。
精索静脈瘤が出来ると、精巣の温度が上昇し精子の性状が低下して不妊の原因になると考えられています。
精巣静脈瘤により精巣の機能は低下していくが、手術により改善する。

染色体異常

クラインフェルター症候群やカルマン症候群など染色体に問題がある場合
造精障害の原因になることがあります。

大量被爆、化学療法

放射線の大量被曝を受けたり、化学療法を受けたりしたことによって
生殖細胞が傷害された場合。

精神的、肉体的ストレス

ストレスを受けることにより、精子の運動率の低下や精子数の減少を起こすことがあります。

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