伊勢崎市 脳卒中の原因について
2016-01-29
脳卒中は、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害の類を総称した呼び名であり、日本人の死亡原因の上位にランクインし、発症すると大きな影響を残してしまうとても恐ろしい病気です。
こうした一連の症状を引き起こしてしまう原因はいくつもあり、対策が求められます。
脳梗塞は、脳の血管が動脈硬化などで弾力を失い、血管が詰まり、それから先に血液も栄養も行きとどかなくなり細胞が死滅する状態を言います。
脳出血は、血管に小さなこぶができ、急激な血圧上昇などの理由によってそのこぶが破裂し、脳内で出血する状態であり、くも膜下出血は、脳内の太い血管が破裂し、三層になっている脳を包む膜のくも膜と軟膜の間で出血を起こす状態を指します。
いずれも血管からの出血や血管に関する障害が原因のため、高血圧と加齢、動脈硬化、飲酒や喫煙といったものが要因とされています。
万が一、脳卒中だと分かった場合にはいち早く専門医に見せることが必須で、一分一秒を争う迅速な対応が命を救い、要介護レベルの上昇を食い止めることができます。
また、定期的な脳ドックで早期の段階で病気の兆候を見つけるのはもちろんのこと、高血圧や動脈硬化対策や飲酒や喫煙などの習慣の見直しなどを若いうちから行うことが大切です。
最近は高齢者だけでなく、30代40代の人もこうした病気になっている事例が増えています。今のうちから生活習慣の見直しや不摂生の改善などが求められています。”