朝目が覚めると、腰が痛く起き上がれなくなっていた症例|伊勢崎市 鍼灸整体 きよ治療院
2018-05-25
<症例報告>
40代 男性 伊勢崎市在住
15年くらい前より慢性的に腰痛を持っていた。今朝目覚めて起き上がろうとしたら、腰が痛くて起き上がれなくなっていた。昨日は特に変わったことはなく腰が痛くなる原因は思い当たらない。痛みが辛いので接骨院に行って治療を受けたが、痛みの状態が変わらないので痛みをどうにかした欲しくて来院。
<症状>
急に腰が痛くなり動けない。急性腰痛 ぎっくり腰
<所見、治療>
痛みのため前屈、側屈がほぼ出来ない状態。後屈、回旋は少し出来る。
下肢症状は無い。腰部筋肉の緊張は強い。
圧迫すると右に圧痛。左も痛いが常にある慢性腰痛の痛みとのこと。
下肢症状もなく、椎間関節痛の所見も無いので筋、筋膜性の急性腰痛で足太陽経筋の損傷と判断。足と腰のツボを用い標治法を施す。(標治法とは症状に対しての治療法のこと)
治療後、痛みはあるが大分楽になったとのこと。来院時は歩行も辛かったが、大分楽に歩けるようになった。
2、3診目
前回の施術後、楽になり日常生活には、ほぼ支障が無くなったとのこと。
まだ少し痛みがあるので痛みの残っているところに対して施術を行い、3診にてほぼ痛みがなくなったので終了。
<治療家の意見>
ぎっくり腰の場合、受傷当日は炎症が広がり痛みが取りにくい事が多い。
もちろん、施術を行うことにより炎症の広がりを軽減する事は可能。
今回のケースは朝目覚めたときにはある程度炎症が広がっていたものと思われる。
個人的な意見ですが、ぎっくり腰には、はり治療が一番効果があるように思ってます。