ストレスが自律神経のバランスを崩す理由とは|伊勢崎市 鍼灸マッサージ きよ治療院
2020-09-18
伊勢崎市S町在住 A子さん 40代 女性 医療関係
伊勢崎市内の医療機関に勤めるA子さん。現在の職場に移り3年目。
仕事は忙しく、常に作業に追われている状態でした。それに加え、院長先生は厳しく仕事中は気が休まる時ありませんでした。
そんな忙しい日々を過ごしていたA子さんですが、ある日体調の変化に気がつきました。
最初のうちは、朝目が覚めても疲れがとれていない、といったものでした。次第に夜なかなか寝付けなくなりました。
十分に睡眠をとれなくて、次の日の仕事に支障がでると困るという気持ちもあり、次第に眠れないことに対する焦りと不安を持つようになりました。
しかし、症状は進みほぼ毎日熟睡できない日が続くようになりました。A子さんも、身体のことが心配になり、しばらく休職しましたが、症状は改善せず、薬に頼ろうか悩んだ末に当院に来院しました。
A子さんはその後、鍼灸治療により徐々に眠れるようになりましたが、どうしてこのような事になってしまったのでしょうか?
ストレスがもたらす身体の変化 〜ストレスホルモンとは〜
伊勢崎市在住のA子さん、なぜこのようなことになってしまったのでしょうか?
人間はストレスを感じるとストレスホルモンが分泌されます。
ストレスホルモンとはストレスに曝された時に、そのストレスに耐える状態を作り出すためのホルモンです。
人がストレスを受けると、アドレナリン、ノルアドレナリンやコルチゾールというホルモンが分泌すされます。
アドレナリン、ノルアドレナリンは交感神経を刺激します。
交感神経は活動(戦闘)のための自律神経ですから、これにより心身共にストレスに対抗する準備をします。
コルチゾールは戦うためのエネルギーを作り出すホルモンです。
これらのホルモンによりストレスと戦う準備が整うわけです。
しかし、過度なストレスや慢性的なストレスにより交感神経ばかりが優位に働き、コルチゾールの分泌が慢性的に増加すると、身体に不調が出てきます。
さらにストレスが続くと、ついにはコルチゾールを分泌する副腎が疲労してしまいます。
「副腎疲労」の状態になると一般につぎの様な症状が出てきます。
● 常に疲労感があり、何かをするのがおっくうになる。
● 朝に起きられない。起きても疲れを感じている。
● 寝付きが悪い。睡眠の質が低下する。熟睡できない。
● 物事に集中できない。物忘れが激しくなる。
● 新しいとこに取り組む気力がない。
● 風邪を引きやすくなる。
こんな症状がある場合は、「副腎疲労」や「自律神経のバランスの崩れ」が疑われます。
伊勢崎市在住のA子さんは、仕事の忙しさや過度の緊張によるストレスに曝されました。それにより「自律神経のバランスの崩れ」と「副腎疲労」により不眠などの症状が出るようになったと思われます。
こんな時に効果のあるツボ
今回の症状でおすすめのツボは「百会」と「合谷」です。
「百会」は頭のてっぺんにあります。耳の先端を頭のてっぺんに向かっていき、ちょうど真ん中のところにあります。精神を落ち着けてくれる効果があります。
「合谷」は手の甲で親指と人差し指の間の肉が盛り上がっているところ。ストレスや気の巡りによりツボです。
鍼灸治療は、身体と心と自律神経に優しい治療法です。
伊勢崎市の鍼灸マッサージ きよ治療院
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午後 15:00〜20:00(最終19:00)
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