肩こり・腰痛をハリ・お灸で治療するメリット・デメリット
2017-04-17
「最近肩こりや腰痛がひどくなってきた」
そう悩んでこの記事をご覧になっている方が多いのではないでしょうか。
いざ治療したいと思っていても、整形外科、接骨院・整骨院、整体院、鍼灸院、マッサージ店といった、ありとあらゆるお店が肩こり・腰痛改善を謳っています。
そんな中から一つのお店を絞るのは悩みますよね。
そこで今回は、少しでも鍼灸について知っていただけるよう、鍼灸で肩こり・腰痛を治療するメリット・デメリットについてご紹介していこうと思います。
まずはメリットです。
・痛みに対する効果が高い
ハリ治療の大きなメリットとして挙げられるのが、痛みに対する効果が高いという点です。痛い場所への直接の鎮痛効果はもちろん、それに加えハリの刺激によってモルヒネのような役割をもった成分が分泌され、その成分が痛みを脳に伝える神経をブロックする働きがあり、痛みを緩和してくれます。
また、血液やリンパの流れが良くなるために固くなっていた筋肉の緊張ほぐれて柔らかくなり、こりが緩和されます。
・直接筋肉にはたらきかける
ハリ治療の二つ目のメリットとして、表面からでは届かない部分にも直接働きかけることができるという点が挙げられます。
マッサージなどですと、どうしても表面からの刺激になってしまいますから、筋肉に直接働きかけて根本的な治療をするというのは難しくなりますが、ハリ治療であれば外側からでは届かない部分にまでアプローチすることができます。
続いてデメリットについてお話します。
・ハリ治療は怖いというイメ―ジ
ハリ治療のデメリットとしては、怖いというイメージを持つ方が多いという点です。
しかしながら、腕の良い施術師を見極めれば事故が起こることも、ほとんど痛みを感じることもなく治療をすることができます。店の評判や実績を見たり、実際に診察してもらって施術師を見極めることが大切です。
・値段が高い
鍼灸の治療は、一部健康保険が適用されるものもありますが、基本的には自由診療です。そのため、各鍼灸院が自由に金額を設定することができ、院によって値段はさまざまです。
保険が適用されれば安く抑えることもできますが、自費治療の場合は高額になることも多いですから、きちんと値段を確認しておくようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
ハリ治療になじみのない方にとって、最初は怖いイメージを持たれることも多いと思いますが、ハリだからこそできる治療もあります。
直接筋肉にはたらきかけて、肩こり・腰痛を改善していきましょう!